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イノブタ

飲むこと、食べること、旅行が大好きです。
お店で食べたお料理を真似したりアレンジをするのも楽しみのひとつです。

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魚の棚

2023年03月16日00:00いかなごのくぎ煮
神戸と明石の叔母から「いかなご」のくぎ煮が届きました

(関西以外の方に話すとよく「いなご」と間違われます)

いかなごは、春の風物詩として関西では知られていますが近年は漁獲量が減っています

今年は3月4日に解禁となり明石の魚の棚商店街では初日には1キロ4,000円〜

5,000円だったそうです

明石の叔母は3日目に1キロ2,000円で購入したそうです

よく獲れていたときには、私は800円という値札を見たような・・・

漁の期間は非常に短く、13日にはもう終わり?というくらい売っていなかったそうです


というわけで、送られてきたいかなごのくぎ煮はそれぞれ家庭の味があるので

微妙に違う味わいです


神戸の叔母作

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飴(黄金糖)が入っていて生姜も多めで艶があり少し硬めの仕上がりです



明石の叔母作

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私は過去に数回習いましたが、シンプルで飽きのこない味です

1キロが出来上がると600グラム位に減るそうですが、私のところにはタッパー2つ

で1.5キロ分(出来上がりは1キロ弱)送ってくれたので、数軒におすそ分けしました

南魚沼のこしひかりにいかなごのくぎ煮で最強の贅沢です

ちなみに、出来上がったくぎ煮をお店で買うと100グラム1,500円ぐらいするそうです

昔は、明石の住宅地を歩いているとくぎ煮を炊いているにおいがしてきたそうですが

最近はめっきり炊くお宅が減ったそうです

地元でさえ高嶺の花になったのでしょうね



いかなごのくぎ煮は、このまま冷凍してもカチカチに凍ることはないので

食べるときに必要な分だけ取り出すことも容易にできます


(私が覚えている)作り方の重要なコツは

①お鍋に蓋をしないで炊くこと(蓋をすると煮魚になってしまう)

②途中かき混ぜないで我慢強く待ち、ひっくり返すときはお鍋を振ること

 (お箸やお玉でかき混ぜるといかなごが煮崩れます)

③出来上がったらザルに上げて汁気を切ること

です


今年は、都合がつかず作りに行けませんでしたが来年は行きたいです

作って送ってくれる叔母たちも後期高齢者となり何キロも炊くのがしんどくなってきたとか

翌日から寝込んだと聞き、母もその頃から疲れる様子を見せていたのを思い出して

淋しい気持ちになりました

元気なうちに叔母孝行できるように、プランを計画中です


2022年11月04日00:00魚の棚商店街
明石の魚の棚(うおんたな)商店街です

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人気の玉子焼(明石焼き)のお店は並んでいました

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魚もたくさん売られていますが

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練り物も種類が多いです

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魚の棚商店街では「味よし」の焼するめを買いました

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500円、1,000円、1,500円の3種類あります

食べたみんなが美味しいと絶賛するので行くたびに買う数が増えます

他に、永楽堂のたこせんも買いました


今回は寄る時間がなかったのですが

商店街を抜けたところにある和食のお店「万彩(ばんざい)」は

盛り付けも美しく美味しいお店です

2022年08月25日00:00神戸と明石へ
今回の帰省の大きな目的のひとつは法事に出席することでしたが

関西圏では帰省前から急激な感染拡大が起こり

法事が結構な大人数とわかったので出席は取りやめて

個人的にお参りさせていただくことにしました


待ち合わせ場所に指定されたのは行ったことのない神戸 湊川で

三田から初めて乗る神戸電鉄は上下の揺れが激しく

どんどん山の中に入って行き「ほんとに神戸に着くの?」と

不安になりました


叔母が私に食べて欲しいと連れて行ってくれたのは

駅前にある「カフェ・キッチン アイアイ」という喫茶店で

昔ながらの洋食屋さんみたいでデミグラスソースの

オムライスが美味しかったです

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その前にあるのが老舗の豆菓子屋さん「豆福」で

叔母お薦めの豆菓子を買ってもらいました



写真は撮っていませんが、とにかく雰囲気が昭和のお店で

ガラスのケースや瓶に100種類以上の豆菓子やあられなどが

所狭しと並んでいてスコップですくって量り売りをされています

驚いたのはお客様がひっきりなしに訪れていることでした

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叔母お気に入りのカシューナッツは止まらない美味しさ

ピーナッツも皮に変な苦さがなくとても美味しかったです

手前のミックスは昔懐かしい味でした

まだまだお薦めはあると思うのでいつかまた訪れてみたいです



その後、明石に向かいました

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途中で見た須磨海水浴場は平日のため空いていました


次の目的地は明石の「魚の棚(うおんたな)商店街」です

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ガラーン 「え?お休み??」と思ったら平日は早く閉まるそうです


「三ツ星蒲鉾」では閉店前でお安くしていただきました

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明石焼は明石では「玉子焼」と書かれています

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こちらのお店はよく行列ができています


多くのお店でいかなごのくぎ煮が売られています

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そして、どうしても買いたかったのが「味よし」のするめです

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大(1,500円)中(1,000円)小(500円)があり

お土産と自宅用に購入しました

中のトレーを外してもらったので少なく見えますが・・・

最近だいぶ少ないです(苦笑)

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噛んだときの味がしっかりしていて柔らかくジューシーです

こちらのするめは呑兵衛から子どもまでみんなが絶賛してくれます

魚の棚にいらっしゃることがあれば商店街入口そばの

「味よし」のするめを是非お試しください


2022年03月13日00:00いかなごのくぎ煮
兵庫県の神戸と明石の叔母から「いかなごのくぎ煮」が届きました。

「いかなご」というと関西以外の方からは「いなご?」と聞き直されるのですが

「いかなご」という小魚で、春の訪れを告げる魚として兵庫県や大阪では有名です。

2月末か3月初めに解禁になりますが、ここ数年は不漁続きで2日で終了したり

高すぎて作れないという状況が続いていました。

今年は、3月1日の解禁日のご祝儀相場では1kg 5,000円で売られていた

そうですが、その後はお値段も落ち着き、漁も続いているそうです(3/9時点)



神戸の叔母作

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明石の叔母作

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おまけに大好きな焼するめも入れてくれていました。(魚の棚 味よし製)

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味付けが本当に絶妙で美味しすぎるするめです。



明石の叔母の家で何度か一緒に作ったことがあるのでレシピを添えておきます。

材料(いかなご1kgに対して)
【A】
・ざらめ    230g
・濃い口醤油  200g
・生姜(千切り)  50g
・酒        50cc
・みりん    100cc

①いかなごはさっと水洗いしてざるに上げておく

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②【A】を鍋に入れて沸騰したら穴あきお玉でまんべんなくいかなごを入れる。
 再び沸騰したら2回目のいかなごを加えアクをとる。(強火)

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注意:①フタは最後までしないこと。(煮魚になっちゃいます(笑))

   ②気になってもお箸やお玉で触らない(煮崩れ防止のため)


③水分が無くなってきたら弱火にして鍋を振って上下をひっくり返す

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④焦げないように注意しながら汁気が無くなるまで炊いたら

 ざるに上げてうちわであおぐ(ざるの下にはお皿を敷いてね)

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ちなみに神戸の叔母の方には「黄金糖(飴)」が入っています。

つやが良くなり少し硬めの食感になりますが、入れるタイミングと技術がいるようで

上手くいかないと焦げたり、溶けずにいかなごが周りにひっついて団子になる

のだそうです。




タッパーに入れて保存します。

冷凍庫で保存しますが、凍らないのでお箸で普通にとれます。




さて、今からお隣さんに関西の春の味覚をおすそ分けしましょう。