プロフィール

イノブタ

飲むこと、食べること、旅行が大好きです。
お店で食べたお料理を真似したりアレンジをするのも楽しみのひとつです。

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自我

2025年03月27日00:00心に刺さった友人の言葉
実はネタ切れです(笑)

というわけで、数日は私がずっと思っていたことや抱えていた問題などを

綴ってみようと思います

重い部分については、奥底に沈むように(笑)読みたい方だけに読んでいただけるように

したいと思っていますのでお時間の許す方はお付き合いくださいませ



昨年、10数年ぶりに年下の友人と食事をしました

前回会ったとき彼女はお子さんの中学受験真っ只中で、見事合格

その後、順風満帆に難関大学に進学、彼女はその間ずっとサポートを続けていました

はたから見たらエリート街道まっしぐら、それを支えてきたお母さんもよく頑張った!

と思われていたことでしょう


でも、お子さんは突然「本当は、この道には進みたくなかった」と言い出したそうです

友人はさぞかしがっかりしたことと思います

少し遅めの反抗期、というか自我の目覚め??


「もちろん子どものためを思ってやってきたことだけど、いろんな体験の機会も与えたけれど

 熾烈な受験戦争に巻き込んでしまった

 あの頃幸せだったのは家族の中で私だけだったのかもしれない」という彼女の言葉に

衝撃を受け、身につまされ、私は言葉を失いました



我が家は子どもが拒んだので中学受験はしませんでした

難関校を目指していたわけでもありませんが、通じる部分はありました


娘は土日も含め朝夕、スイミングに通っていたため学校のお友だちと遊ぶ時間が全くなく

大人になってから「やめたいと言ってもやめさせてくれなかった、私の青春を返して!」と

私を責めました


息子は私が示した選択肢の中から自分の意志で勉強し学校も選んで就職もしたものの

「やりたいことはここではできない」と1年半で退職し、私には事後報告

親としては「なんで???そこで勤めたらそこそこの年収があったのに」と

頭がクラクラしたり、のちに

「学生時代は親からの期待に応えないといけないというプレッシャーはあった」と

言われ心が痛みました


親が子どもを思ってしていたこと、少なからずレールを敷いていたことが

実は子どもにとっては「いやだ」と言えなかったことかもしれない

「やりたいのはそれじゃない!」そう思っていたのかもしれません

もう一度子育てをやり直せるとしたら私はどんな子育てをするかなぁと

考えさせられた友人のフレーズでした


友人も私も今では子どもたちの考えを尊重、意志を口に出せるようになったということを喜び

見守るだけです

長い年月の間に私たちもお互い歳を重ね、精神的に成長した!!ということにいたしましょう