プロフィール

イノブタ

飲むこと、食べること、旅行が大好きです。
お店で食べたお料理を真似したりアレンジをするのも楽しみのひとつです。

タグ絞り込み検索

終活

2024年10月09日00:00みんなの終活
昨日に引き続き、相続・終活のお話です

私にとってスーパーマンの義父ですが、どうやら手続きとか支払い関係は苦手のようで

イノシシさんがやっていましたが、最近は忙しいイノシシさんに代わって私がしています

義父に会いに行くたびに税金関係などの書類をとってきていたイノシシさんですが

封筒の束がたまたまいつもとは違うところにあり放置状態になっていて

先日私が封を開けた時には督促状に「財産を差し押さえます」みたいな黄色い紙が

同封されていて小心者の私は息が止まりそうになりました(初めて見た~!!)


「よし、今から全てのリストを作ろう!」と義父の資産をリストアップして

何がどこの口座から引き落としになっているとか、現金で払っている税金の記録

これからしないといけないことリストなどをエクセルの表にしたら

ようやく私の中で頭がすっきりしました

表を見たイノシシさんは感動し「お父さんに遺産相続をどうしたいか聞いてくるから

ついでに目録も作って」と言うので作成しました

「そうだ、ついでに葬儀に参列してほしい人も聞いてくる」と言われ私はちょっと引きました(笑)


裏に黒幕がいると思われても心外なので

「とりあえず、遺産相続の分配はお義父さんの希望を聞いてリストにして

 親子だけで会議をして皆さんに納得してもらってね」と伝えました



そんな流れで、次に私たち夫婦のも同じ表を作りました

ここで注意したいのが本人以外には見えないデジタル資産です!

例えばPayPayとか通帳のないネット銀行とかネット証券や、少しタイプは違いますが

デパートの友の会なども他の人には気づかれにくい資産だと思います

私は日々家計簿で家計管理をするのが苦手なので、この資産表も1年に1回の更新に

しました(1年間のざっくりした増減もわかるので・・・って、大ざっぱすぎ!?)


どちらかに何かがあったとき、或いは二人同時に事故でいなくなったときに

残されたお互いの子どもたちの手間が少しでも減るようにと願って・・・


父のときに何がどこにあるとか全くわからないところからの相続手続きだったので

反面教師として終活のひとつを形にしてみました


あ~、すっきりした~!!


2024年07月20日00:00父の日記
数日間を実家で過ごしました

4月の終わりにルームドライヤーをつけて帰ったおかげで、今回も部屋にカビが生える

こともなくキレイな状態を保っていました

(毎回到着後すぐに、以前カビが生えた場所のチェックを行っています)

今回の滞在中は雨が多かったので、家の中の掃除や秋の来客用の寝具を全部洗濯し

雨が上がったのを見計らってお墓参りに行くなどバタバタと過ごしました


母のタンスの中から探し物をしていると一冊のノートが出てきました

てっきり母の日記かと思ったら、父の日記でした

おそらく父の死後に、父の机の引き出しから見つけたものでしょう

日々の記録が淡々と綴られていたのですが、時々感想や想いが述べられていて

「(引越後)片付かないダンボールのことで家内のイライラがひどく

 私への風当たりが強い、何とかならないものだろうか」と書かれていて

「(父が)死んだ後、この日記を母に見られて再度イライラがマックスに

 なったのではないかな~」と肩が震えてしまいました(笑)


母は父の死後

「人(私や弟のことでしょう)に見られて困るようなものは全て処分

 しておかないといけませんわね」と日記・家計簿・手紙・通帳などを処分していましたが

それでも漏れはあるもので、母の死後に私が仰天するようなメモなども発見したことも

あるので自分は気を付けようと肝に銘じたのでした



DSC_0253


南堀の蓮の領域が年々拡大してついに埋め尽くされていました

DSC_0261

南堀の蓮はまだあまり蕾もなかったのですが、それでも咲いている花を見ると

年々大きくなっている気がしました


別のところで見つけた大ぶりでキレイな蓮です

DSC_0267



2023年04月12日00:00書類整理 
「就活」の次は「終活」です(笑)

先日、100円ショップでファイルを買って来て私の生命保険や実家関係の書類を綴じ

イノシシさんに渡したら彼も同様に入れてくれて大切な書類の整理は終了し

お互いに情報を共有しました

この歳(どの歳?)になると突然何が起こるかわからないので準備をしておく方が

残された配偶者や子どもたちのためになると思います

イノシシさんは「しっかりしてるね」と言ってくれたのですが・・・

実は、父が突然倒れたとき・亡くなったときに母と右往左往した経験から来ています

両親はお互いの預金を把握しておらず、通帳や保険証券もどこにあるかわかりませんでした

父が一度目に倒れて元気になったときに角が立たないように

「私に言う必要はないけれど、お母さんには大切なものの保管場所を教えておいてほしい」と

私から伝えました

その結果書いてくれたメモには「机の周り半径5メートルの箱の中」という暗号が

残されることとなりました(半径5メートルって結局書斎全部なんですけど・・・(苦笑))

そして、その後すぐに再び倒れて意思疎通ができなくなりました

父が亡くなった後に、書斎のうず高く積まれた何十という段ボールの書類の中から

母と一緒に必死の思いで探しました

途中、私の子どもにかけてくれていた保険が見つかり詳細を聞きに行ったら解約されていたり

(めっちゃぬか喜びでした~(苦笑))

銀行の預金相続時に、貸金庫を解約してドキドキしながら銀行の担当者・母・私で

蓋を開けたら「100万円」と書かれた封筒は空

「金」と書かれた封筒も空(「金」は「かね」か「きん」かさえ不明(笑))

(「空気を預けてたんかーい!!」と心の中でツッコミました)

出てきたのは家の権利書ぐらいでした

まるでテレビ番組で家の開かない金庫を開けてもらったら中身が空だった、みたいな

ワンシーンでした(みんな欲深です(笑))

「貸金庫・・・必要なかったのではないかしら」と帰り道の母がポツリ、うなずく私

そんな経験から母は私には重要書類の置き場所を教えてくれていました



「残された家族に必要以上に無駄な労力を使わせたくない」

自分の経験を通して、今回の書類整理と情報共有はそのための第一歩でした