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イノブタ

飲むこと、食べること、旅行が大好きです。
お店で食べたお料理を真似したりアレンジをするのも楽しみのひとつです。

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浦島太郎

2024年04月21日00:00立場が危うい
先日、ロゴ作りの本を読んでいたら楽しかったので息子に本の写真を送りました

すると「AIで作れるよ、簡単なロゴならChat GPTで3秒でできるし有料ならさらに精度が高いよ」と返事がきました

その後すぐに、息子が指示を出してできたロゴマークが送られてきました

ロゴのコンテストに出したら最終選考に残るんじゃないかというくらい

オシャレでかわいくバランスがとれた仕上がりで、私は大きな衝撃を受けました

衝撃というより「デザイナー・・・いらんやん」と心に大きなダメージを受けた

という表現の方が正解かもしれません


「近い将来、今ある職業の49%がAIやロボットが担うようになる」という

ACジャパンのコマーシャルが私の中で現実味を帯びました


AIとかChatGPTとか言葉では聞いたことはあっても身近な人がそれを使っているのを

見たのが初めてで、とはいえ息子もどんなことができるのかを只今模索中で

息子よりもさらに若い学生とかの方がなじんでいるのかもしれません


イノシシさんに話の流れを伝えてロゴマークを見せたら私同様に衝撃を受け

「オレ、もう新しい世界についていけない」

「オレ、会社にとって要らない人になる」と言っていました

デザイナーも俳優も映画製作者も事務職も製造業も様々な職種が人ではなくても

よくなってしまいます

浦島太郎がいくつもの時代を経て玉手箱を開けた気分になってしまいました


「難しい仕事や時間・手間がかかる仕事はAIやロボットに任せたらラクになるよ~
  
 でも、個人情報とか会社の機密情報とか莫大なデータ収集されていて悪用されたり

 戦争に使われるかもしれないし、メリット・デメリットの振れ幅が大きいよね」と

先端技術についていけない2頭のアナログ動物はそんな話題をネタに飲み

悪酔いしそうな一夜でした


そして、我が家では「根性主義」のイノシシさんがルンバも食洗機も却下し

「(私による私のための)ラク家事未来プロジェクト」は早々に頓挫しました