プロフィール

イノブタ

飲むこと、食べること、旅行が大好きです。
お店で食べたお料理を真似したりアレンジをするのも楽しみのひとつです。

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子育て回顧

2023年10月13日00:00子育て回顧②
「彼女がおかんの料理を食べてみたいと言ってる」と息子は彼女を連れてきました

いつかはそういう日が来るのだろうとは思っていました

お会いしてみると実に明るく朗らかでかわいい女性でした

2人を見ていると、何故だかずっと昔から一緒にいるような安定・安心のカップルに

思えました

何回かお会いしたときに、彼女は「私も海外で一緒に働きたいと思っています」と

言いました

「ご両親はどうおっしゃっているの?」と聞くと「賛成してくれています」と言いました

私も反対する理由は何もないので2人は渡航手続きを始め、息子が先に旅立ちました


・・・が、そこでまさかのコロナが発生、鎖国状態に陥り、二人は遠距離恋愛となり

1年数か月が過ぎ、息子は帰国して日本で働くことになりました


そんなこんなで、挙式もだいぶ先送りしました

息子に「〇ちゃんのご両親はどんな方?」と聞くと

「めちゃくちゃ仲のいいファミリーよ」との答えでした

実際初めてお会いしたとき、ご両親の仲の良さ、おじいちゃまおばあちゃまの優しい眼差しが

とても印象的でした

そして、結婚式で(叔母も私も)ビックリしたのが、親族の皆さんが同じ優しい目を

していて愛情にあふれているのが見ているだけで伝わってきたことでした

新婦からの挨拶で「母はいつも笑顔で育ててくれました」という言葉を聞いて

私は納得したのですが、叔母は「うちの子は両親はいつも怒っていた」としか

言ってくれないと反省していました(笑)

私は、愛情を受けて育った人は自己肯定感が高い、心が安定している

他の人の幸せを(ねたまず)一緒に素直に喜ぶ気持ちを持っているとか

「愛情」が与える心の成長や(良い)影響がとても大事だと最近気づき

愛情あふれるファミリー・親族の皆さんに囲まれて育った女性で良かったと

心から嬉しく思いました


そして、最近二人の間に元気な男の子が生まれ、私もついにばぁばとなりました

ババアと言われないように気をつけよう(笑)

時々届く写真に「誰に似ているんだろう?」「どちらさま?」と不思議な気持ちになり

まだまだ「孫ができた」とか「おばあちゃんになった」という実感はありません

「近ければBa-ba-Eatsをお届けするのに」と日々のお料理を作りながらつぶやくブタでした


2023年10月12日00:00子育て回顧①
ネタが尽きてしまったので新しいカテゴリーを作ってみました(笑)

ごくごく個人的な回顧録なので興味のない方は是非スルーして下さい


私には元夫との間に娘と年子の息子がいます

私自身は両親が晩婚だったため子どもの頃には「親との別れは友達より早くやってくる」

とか「反抗したら親が身体を壊すかもしれない」という漠然とした不安があり

心の中でしか反抗はできずにいました

結局両親は人並みに長生きしましたが、子どもの頃の不安が根底にあるので

子育ての最終目標は「自立させる」の一択でした

そして、お金やモノを残すのではなく(っていうか元からないけど~(笑))

「体験」「経験」を残してあげたいと思っていました


今回は息子の話ですが、娘とは1歳ちょっとしか離れていなかったので姉という認識はなく

何事も負けたくないという性格が作り上げられた気がします

娘のために買った「あいうえお」や時計を覚える玩具も娘が幼稚園に行っている間に

こっそり使って先に覚えてしまいました

とにかく好奇心旺盛、怖いもの知らずなので小学校に入学した頃には東京まで

ANAのジュニアパイロットでひとり旅をさせてみたり

娘とふたりで新大阪から横浜まで新幹線に乗せてみたり(今考えたらちょっと危険)

「体験」の機会は多かったと思います

「勉強をしなさい」ではなく

「勉強ができたらしたいことや仕事を選ぶときに選択肢が広がる」という言い方をしたり

私の学生時代の友人で当時としては珍しく留学をした人がいるので彼女の話をして

「外国語ができたら世界が広がるよ~プーさん(息子)の知らない世界を見られるよ~」と

小学生時代から話していました

すると本当に留学したいと言い出しました(笑)

「そんなお金どこにあるねん!」と猛反対する元夫でしたが

私が工面すると言ったとたんに「ならいいよ」(・・・ってどないやねん!)

まるで会食の場で一番安い定食を注文していたのに誰かが「今日は俺がおごるよ」と言ったとたん

一番高い定食に変える人みたい・・・と思った


1年の留学・ホームステイで得たものは

 ①レディーファースト

 ②家での役割分担

 ③自分の意見や気持ち、特に感謝の気持ちを言葉で表す

 ④言葉の通じないところで1から頑張る力

 ⑤誰とでも物おじせずに話せるコミュニケーション能力

 ⑥異文化、多様性を受け入れる

などでしょうか、ずいぶん大人になって帰ってきました

「あなたの貯金は使い果たしたからその後の援助は一切できない」と宣言してあったので

その後大学でも休学をしてワーキングホリデーで海外に行くと言ったときもノータッチで

「とりあえず数日のホテルだけ予約したから現地に行ってから仕事を探すわ」と出発し

数日後には「仕事が見つかったから今から数百キロ先のところに飛びます」と

連絡が来たときには「この子はどこででも生きていけそうだから子育て終了」と思いました

その後、安定企業?に就職し親として一安心をしていたら・・・

翌年「もう辞めたから」と事後報告(マジで~~??もったいない~!何考えてる??

大卒の3割は3年以内に辞めると聞いたけど3割の方かーーーい!と

終身雇用世代の私は若者の衝撃発言に本当に目まいがしました)

退職後は派遣生活で「それでいいのか?」と思いましたが、本人的には目的があったようで

「断られても断られてもめげない力を飛び込みのセールスで養っています」と

そしてまた「ご報告があります 海外で働いてきます 住民票も抜きました」と報告に来て

去って行きました

そのとき私が言った言葉は「あなたの人生 楽しそう!」でした(笑)

「せやろ?楽しいで」と満面の笑みの息子でした

「でもね、、、家庭を持ったら落ち着かないといけないよ」と釘を刺しておきました

ところが、そんな心配をよそに私の前に現れたのは「私も海外で働きたい」という

息子と同じような考えを持つ彼女でした(笑)

To be continued・・・