プロフィール

イノブタ

飲むこと、食べること、旅行が大好きです。
お店で食べたお料理を真似したりアレンジをするのも楽しみのひとつです。

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2022年06月30日00:00きれいなイメージのままで
仲良くしている叔母から電話がありました。

親戚のAさん(叔母より年上)が癌の末期で入院して

もう娘のこともわからず、意思疎通もはかれないとのことでした。

ずっと気になっていましたが、コロナ禍でお見舞いも行けず

「せめて気になったときに電話をすればよかった」と思い

大きなため息が出ました。

「もう話もできないし、痩せ細っている姿を見るのも辛いし

 本人も見られたくないかもしれないから、私の中できれいだった姿

 だけを思い出にとっておくわ」と叔母が言い、お見舞いは誰も

行かないことになりました。(現在、病院は面会は可能だそうです)


これまで何人か癌の末期の人のお見舞いに行きましたが

あまりの顔色の悪さに私自身の心の動揺が隠しきれなかったこと

(寝ていたのでばれることはなかったですが)や

苦しそうに私に何かを伝えてきてくれたのに言葉を理解してあげられず

ご家族への伝言だったのかもと思うといたたまれなくなったり

お見舞いに行ったことを後悔したこともあります。

会わずに「きれいなイメージのままで・・・」もひとつの

優しさの形なのだと思います。



初めて体験してきたフラワーアレンジメントの作品です。

途中で先生にダメ出しされ、全部抜くはめになりましたが

出来上がりがこちらです。

Aさんが苦しまずに穏やかに過ごせますように。。。

遠くから祈りがとどきますように。

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